2027年1月から、Backlog の料金は新しい3つのプランに変わります。いちばん安いエコノミー(月21,000円・税抜)は、15人まで、プロジェクト30件までです。
見落としやすいのが、この「30件」の数え方です。終わった案件をアーカイブして残している会社は、使っているプロジェクトが少なくても、上限を超えることがあります。
この記事の要点
- エコノミーのプロジェクト30件には、アーカイブしたプロジェクトも含まれる
- 使っているのが少なくても、アーカイブと合わせて31件以上ならビジネス(月36,300円)になる
- 整理のために削除したプロジェクトは元に戻せない。残すべき記録は先に書き出す
この記事の内容は、株式会社ヌーラボの公表内容(2026年10月時点)をもとにしています。最新の情報は、公式の料金ページとよくある質問で確かめてください。
公表されている数え方
新しいエコノミーのプロジェクト数(30件まで)には、アーカイブしたプロジェクトも含まれます(よくある質問・2026年9月29日に確認)。アーカイブは「使わなくなったプロジェクトを一覧から隠す」ための機能ですが、上限の数え方のうえでは、使っているプロジェクトと同じに扱われます。
ビジネスは、人数・プロジェクト数とも無制限です。人数も同時に確かめてください(エコノミーは15人まで。社外の人の扱いはこちらの記事)。
影響を受けやすい会社
次のような使い方をしている会社は、アーカイブの数が多くなりがちです。
- 案件ごとにプロジェクトを作る:キャンペーン、制作物、イベントなど、案件が終わるたびにアーカイブしている
- 取引先ごとにプロジェクトを作る:取引が終わった相手のプロジェクトも、記録として残している
- 長く使っている:数年分の終わった案件が、アーカイブとして積み上がっている
いまのスタンダードプランは、プロジェクト100件まで使えます。スタンダードで「まだ余裕がある」と思っていても、エコノミーの30件は超えていることがあります。
プロジェクトの数を確かめる手順
- プロジェクトの一覧を開く:スペースの管理画面で、プロジェクトの一覧を表示します
- アーカイブしたものも表示する:一覧の表示の切り替えで、アーカイブしたプロジェクトも含めて数えます
- 合計を数える:使っているもの+アーカイブしたもの
- 人数と合わせて当てはめる:15人以下かつ30件以下ならエコノミー、どちらかを超えるとビジネスです
整理するときの注意
エコノミーに収めるために、要らなくなったプロジェクトを削除する方法があります。ただし、気をつけたい点があります。
削除したプロジェクトは戻せない
アーカイブと違い、削除すると課題・コメント・添付ファイルは元に戻せません。後から経緯を確かめる可能性があるものは、削除しないでください。
残すべき記録は、先に書き出す
取引の記録、トラブルの経緯、契約にかかわるやり取りなどは、削除の前に書き出して保管しておくと安心です。添付ファイルも、必要なものは手元に保存してください。
社内のルールを確かめる
取引の記録を何年残すかを社内で決めている場合は、それに従ってください。経理や法務の担当者に確かめてから整理するのが安全です。
整理しても30件に収まらない場合は、ビジネスにして続けるか、用途に合った別のツールを検討するかを選ぶことになります。
アーカイブを気にせず残したいなら:コレオネ
株式会社鶴が提供する「コレオネ」は、社外の相手との業務依頼に絞ったチケット管理のサービスです(2026年11月下旬公開予定)。
- 料金は、相手ごとの部屋(Backlog でいうプロジェクト)の数で決まります。アーカイブした部屋は数えません
- 終わった取引や案件の部屋は、アーカイブすれば上限を気にせず残せます。アーカイブした部屋は閲覧だけできる状態になります
- 例:使っている部屋が5つまでなら、アーカイブがいくつあっても月4,980円(税抜)
- Backlog の課題とコメントは、コレオネ側で移し替えます(無料・件数の上限なし)。添付ファイルは対象外です
ガントチャートや Wiki はないので、それらを使っている会社は Backlog を続けるほうが合っています。
アーカイブを含めると、いくらになる?
人数と、使っているプロジェクト・アーカイブしたプロジェクトの数を入れるだけで、Backlog の新料金とコレオネの料金を並べて比べられます。
出典
- 株式会社ヌーラボ「新プランに関するよくある質問」(2026年9月29日に確認)support-ja.backlog.com
- 株式会社ヌーラボ「Backlog 新プランのお知らせ」(Backlog ブログ・2026年10月4日に確認)backlog.com/ja/blog/new-plans-2027/
- 株式会社ヌーラボ「Backlog 料金プラン」(2026年10月4日に確認)backlog.com/ja/pricing/
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