2026年夏、課題管理ツール「Backlog」の料金体系の変更が発表されました。2027年1月1日以降、いまのスターター・スタンダード・プレミアム・プラチナの4つのプランは、エコノミー・ビジネス・プロフェッショナルの3つのプランに変わります。
この記事では、公表されている内容をもとに、いまのプランごとの切り替わり先と月額、気をつけたい数え方、自分の会社がどのプランになるかの確かめ方を整理します。
この記事の要点
- 新料金になるのは、2027年1月1日以降の、各社の最初の契約更新日から
- 上がり幅がいちばん大きいのはスターター。16〜30人で使っている会社は月2,700円から36,300円に
- エコノミー(15人・30プロジェクトまで)は、社外の人とアーカイブしたプロジェクトも含めて数える
この記事の内容は、株式会社ヌーラボの公表内容(2026年10月時点)をもとにしています。最新の情報は、公式の料金ページとよくある質問で確かめてください。
いつから変わるのか
新しいプランに切り替わるのは、2027年1月1日以降の、各社の最初の契約更新日からです。
- 1月に更新を迎える会社は、2027年1月から新料金になります
- 4月更新の会社なら2027年4月、10月更新の会社なら2027年10月から、というように、切り替わる時期は会社ごとに違います
- いまのプランでの新規の申込みは、2026年12月31日で終わります
自分の会社の更新日は、Backlog のスペースの管理画面(契約の情報)で確かめられます。
プラン別の早見表
月額・税抜です。
| いまのプラン(月額) | 切り替わり先 | 新しい月額 | 上がり幅 |
|---|---|---|---|
| スターター(2,700円) | エコノミー | 21,000円 | 約7.8倍 |
| スターター・16〜30人(2,700円) | ビジネス | 36,300円 | 約13.4倍 |
| スタンダード・15人以下かつ30プロジェクト以下(16,000円) | エコノミー | 21,000円 | 約1.3倍 |
| スタンダード・16人以上または31プロジェクト以上(16,000円) | ビジネス | 36,300円 | 約2.3倍 |
| プレミアム(27,000円) | ビジネス | 36,300円 | 約1.3倍 |
| プラチナ(75,000円) | プロフェッショナル | 100,000円 | 約1.3倍 |
新しいプランの上限は次のとおりです。
| 新しいプラン | 月額(税抜) | 人数 | プロジェクト | 容量 |
|---|---|---|---|---|
| エコノミー | 21,000円 | 15人 | 30 | 30GB |
| ビジネス | 36,300円 | 無制限 | 無制限 | 100GB |
| プロフェッショナル | 100,000円 | 無制限 | 無制限 | 300GB |
年払いの5%割引は、これまでどおりです。
上がり幅がいちばん大きいのは、スターターを使っている会社です。スターターは30人まで使えましたが、エコノミーは15人までなので、16〜30人で使っている会社はビジネス(36,300円)になります。
気をつけたい3つの数え方
1人数に、社外の人(ゲスト)も入るか
公表されている内容には、ゲストを人数から除くという定めはありません(よくある質問・2026年9月29日に確認)。人数は、スペースのユーザー一覧に載っている人数で数えます。
2アーカイブしたプロジェクトも数えるか
エコノミーのプロジェクト数(30まで)には、アーカイブしたプロジェクトも含まれます(よくある質問・2026年9月29日に確認)。終わった案件のプロジェクトを、アーカイブして残している会社は多いはずです。
3予約が要る場合がある
多くのプランは自動で新しいプランに切り替わりますが、スターターと、16人以上のスタンダードは、切り替え先の予約が要るとされています(よくある質問・2026年9月29日に確認、Backlog ブログ)。予約の方法と期限は、契約の形(クレジットカード・銀行振込など)で変わります。
銀行振込の場合は、更新日の64日前が予約の期限とされています(1月1日更新なら10月末ごろ)。早めに管理画面で確かめてください。
自分の会社はどのプランになる? 3ステップで確かめる
- 人数を数える:スペースのユーザー一覧の人数(社外の人を含む)
- プロジェクトを数える:使っているもの+アーカイブしたもの
- 当てはめる
- 15人以下 かつ 30プロジェクト以下 → エコノミー(21,000円)
- どちらかを超える → ビジネス(36,300円)
- さらに上の機能や容量が要る → プロフェッショナル(100,000円)
選択肢は3つ
料金が上がったときの選び方は、大きく3つです。
そのまま続ける
ガントチャート、Wiki、Git 連携など、Backlog の機能を幅広く使っている会社は、続けるのが合理的です。乗り換えには、移行の手間と、使う人の慣れ直しがかかります。
使い方を見直して、下のプランに収める
使っていないユーザーを外す、不要になったプロジェクトを削除する(アーカイブではなく削除)などで、エコノミーに収まる場合があります。削除したプロジェクトは元に戻せないので、残すべき記録は書き出してから行ってください。
用途に合った別のツールに移る
社外との業務依頼が中心、チケットの管理だけ使っている、という会社は、別のツールのほうが安く済む場合があります。
社外との業務依頼が中心なら:コレオネという選択肢
株式会社鶴が提供する「コレオネ」は、代理店・取引先・協力会社など、社外の相手との業務依頼に絞ったチケット管理のサービスです(2026年11月下旬公開予定)。
- 料金は、相手ごとの部屋(Backlog でいうプロジェクト)の数で決まります。アーカイブした部屋は数えません
- 相手の会社は契約不要。メールアドレスがない人も、IDで参加できます
- 例:社内8人+社外5人・プロジェクト3件なら、月4,980円(税抜)
- Backlog の課題とコメントは、コレオネ側で移し替えます(無料・件数の上限なし)。添付ファイルは対象外です
ガントチャートや Wiki、Git 連携はありません。それらが要る会社には、Backlog を続けるほうが合っています。
あなたの会社なら、いくらになる?
人数とプロジェクトの数を入れるだけで、Backlog の新料金とコレオネの料金を並べて比べられます。
出典
- 株式会社ヌーラボ「Backlog 新プランのお知らせ」(Backlog ブログ・2026年10月4日に確認)backlog.com/ja/blog/new-plans-2027/
- 株式会社ヌーラボ「新プランに関するよくある質問」(2026年9月29日に確認)support-ja.backlog.com
- 株式会社ヌーラボ「Backlog 料金プラン」(2026年10月4日に確認)backlog.com/ja/pricing/
「Backlog」は株式会社ヌーラボの登録商標です。株式会社鶴は株式会社ヌーラボと関係がありません。