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代理店とのやり取りをメールとExcelで回す限界と、チケットに移す手順

公開 2026.10.07 / コレオネ編集部(株式会社鶴)

広告代理店、制作会社、印刷会社。マーケティングや広報の仕事は、社外の相手への「これ、お願いします」の連続です。バナーの修正、記事の確認、入稿データの差し替え。こうした依頼を、メールのスレッドと共有の Excel で回している会社は少なくありません。

この記事では、メールと Excel で回したときに起きやすい困りごとと、依頼を1件ずつ「チケット」にして管理する進め方を、手順に沿ってまとめます。

この記事の要点

  • メールと Excel の困りごとは、最新の指示が分からない・誰が持っているか分からない・経緯が残らないの3つ
  • チケットは、1つの依頼に、指示・期限・担当・やり取り・添付を1か所にまとめる仕組み
  • 移すときは、小さな案件1つから始めて、依頼の型をそろえると定着しやすい

メールとExcelで回したときの3つの困りごと

1最新の指示がどれか分からない

修正の指示がメールのスレッドに積み重なると、どの指示が最新なのかが分かりにくくなります。途中から CC に入った人や、別のスレッドで出た指示も混ざります。

例「ロゴを左上に」と伝えた後、別の担当者が別のメールで「やはり右上に」と伝えていた。代理店は古いほうの指示で作り直してしまった。

2いま誰が持っているか分からない

共有の Excel に依頼の一覧を作っても、更新が追いつかなくなりがちです。「お願いした件、どうなってます?」の確認のメールや電話が増え、その返事を待つ時間も増えます。

3担当が替わると経緯が消える

自社の担当者や、代理店の担当者が替わったとき、やり取りは前の担当者のメールボックスの中に残ったままです。なぜその仕様に決まったのかを、新しい担当者がたどれません。

チケットで管理するとは

「チケット」は、1つの依頼につき1枚作る記録です。1枚のチケットに、次のものをまとめます。

項目例
件名秋のキャンペーン バナー3点の修正
依頼する側・受ける側広報部 → ○○広告 制作チーム
期限10月18日(金)
状態新規 → 作業中 → 完了
指示と添付修正の指示書、元のデータ
やり取り質問・返事・確認を、このチケットの中だけで行う

メールのように話題が混ざらず、Excel のように別に更新する手間もかかりません。状態を見れば、いま誰が持っているかが分かります。

チケットに移す5つの手順

  1. 小さな案件を1つ選ぶ:最初から全部を移さず、期間の短いキャンペーンなど、1つの案件から始めます
  2. 相手と一緒に使う場所をつくる:取引先ごと、または案件ごとに、代理店と一緒に使う場所をつくり、相手の担当者を招待します
  3. 依頼の型を決める:「修正依頼」「確認依頼」「入稿」など、よくある依頼ごとに、書く項目(対象・指示・期限・添付)をそろえます
  4. 「依頼はチケットで」と決めて伝える:新しい依頼はチケットで出し、メールで来た依頼もチケットに移してから返事をする、と相手と合意します
  5. 終わったら振り返る:案件が終わったら、困ったことを相手と話し、型を直してから次の案件に広げます

定着させるためのコツ

いきなり全部の取引先・全部の案件を移すと、相手の負担が一度に増え、元のメールに戻ってしまいがちです。1つの案件でうまくいく形を作ってから広げるのが近道です。

道具の選び方

社外の相手とチケットで依頼をやり取りできる道具には、多機能なプロジェクト管理ツールから、業務依頼の管理に絞ったものまであります。選ぶときは、次の点を比べてください。

株式会社鶴が提供する「コレオネ」は、社外の相手との業務依頼に絞ったチケット管理のサービスです(2026年11月下旬公開予定)。相手の会社は契約不要で、グループ宛てに依頼でき、メールアドレスがない人も ID で参加できます。

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